労働判例

労働時間(労働条件)

1304号(令和7年11月5日号)

  • 労働判例:「東大阪市立中過重労働事件(損害賠償請求事件)」
    ~理科担当教師として勤務している原告が、長時間労働を余儀なくされ、適応障害及びうつ病を発症したとして、被告らに330万円の支払を求めたところ、校長に注意義務違反が認められるとして原告の請求が一部認容された事例~
    (『大阪地方裁判所 第25民事部 令5(ワ)2395 令和6年8月9日 一部認容 裁判所ウェブサイト』より)

1300号(令和7年9月5日号)

  • 労働判例:「セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン事件」
    ~勤怠管理システムの導入後、直行直帰の営業職に対する事業場外みなし労働時間制の適用が否定された事例~
    (『東京高等裁判所 第20民事部 令2(ワ)21247 未払賃金等請求控訴事件 令和4年11月16日 棄却』より)

1294号(令和7年6月5日号)

  • 労働判例:「セントラル綜合サービス事件」
    ~警備員の待機時間について、労働時間該当性が認められた事例~
    (『東京地方裁判所 第19民事部 令4(ワ)24337 賃金支払請求事件 令和6年5月31日 認容』より)

1284号(令和7年1月5日号)

  • 労働判例:『滑川市事件』
    ~中学校教諭のくも膜下出血による死亡が部活動指導等に伴う長時間労働に原因があるとして、校長の安全配慮義務違反が認められ、併せて過失相殺および素因減額も否定された事例~
    (『富山地方裁判所 令和5年7月5日 判決』より)

1281号(令和6年11月20日号)

  • 労働判例:『大成事件』
    ~不活動仮眠時間について労働時間該当性が認められた事例~
    (『東京地方裁判所 令和5年4月14日 判決』より)

1244号(令和5年5月5日号)

  • 労働判例:『セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン事件』
    ~勤怠管理システムが導入されたが、正確な出退勤時刻の把握が難しい直行直帰の営業職には事業場外みなし労働時間制の適用が認められた事例~
    (『東京地方裁判所 令和4年3月30日 判決』より)

1228号(令和4年9月5日号)

  • 労働判例:『大器キャリアキャスティング・ENEOSジェネレ-ションズ事件』
    ~自発的な兼業による長時間労働等につき労働者が就労していた2つの事業者の安全配慮義務が否定された事例~
    (『大阪地方裁判所 令和3年10月28日 判決』より)

1208号(令和3年11月5日号)

  • 北九州市事件
    ~バス運転手の待機時間のうち1割は労働時間に当たるとした原判決を取り消し、原告の請求が棄却された事例~
    (『福岡高等裁判所 令和2年9月17日 判決』より)

1184号(令和2年11月5日号)

  • 労働判例 「大作商事事件」
    ~時間外手当請求事件において、労働時間の認定にPCログ記録が根拠とされた事例~
    (『東京地方裁判所 令和元年6月28日 判決』より)

1182号(令和2年10月5日号)

  • 労働判例 「長崎市立病院事件」
    ~市立病院で勤務していた医師について、その当直業務、看護師勉強会、救命士師勉強会、   症例研究会への参加時間は労働時間に当たるが、所定労働時間外に行われた自主的見学時間、   抄読会、学会への参加、自主的研究参加は労働時間に当たらないとされた事例~
    (『長崎地方裁判所 令和元年5月27日 判決』より)