労働判例
労働災害(労働条件)
1288号(令和7年3月5日号)
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労働判例:「損害賠償請求事件」
~地方公共団体の職員が過重業務により精神疾患を発症して自殺したことについて、遺族の国家賠償法に基づく損害賠償請求が一部認容された事例~
(『札幌地方裁判所 令和4年(ワ)第2640号 令和6年2月6日 一部認容 裁判所ウェブサイト』より)
1287号(令和7年2月20日号)
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労働判例 「損害賠償請求事件」
~中学校に理科担当教師としている原告が、長時間労働を余儀なくされ、適応障害及びうつ病を発症したとして、国家賠償法に基づく損害賠償請求として、被告らに対し、連帯して330万円の支払を求めたところ、中学校の校長に注意義務違反が認められるとして、原告の請求を一部認容した事案~
(『大阪地方裁判所 第25民事部 令和5年(ワ)第2395号 令和6年8月9日 一部認容 裁判所ウェブサイト』より)
1283号(令和6年12月20日号)
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労働判例:『国・岡山労働基準署長(NEC)事件』
~原審判断を取り消して、脳出血発症による死亡の業務起因性が肯定された事例~
(『福岡高等裁判所 令和5年9月26日 判決』より)
1277号(令和6年9月20日号)
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労働判例:「国・京都上労基署長事件」
~うつ病発症が業務上の事由ではないとした処分の取消が認められた事例 ~
(『京都地方裁判所 令和5年11月14日 判決』より)
1272号(令和6年7月5日号)
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労働判例:『中央労働基準監督署長事件』
~通勤中の電車内で注意をした相手方から蹴られたことによる傷害が通勤災害に当たらないとされた事例~
(『東京地方裁判所 令和5年3月30日 判決』より)
1267号(令和6年4月20日号)
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労働判例:『伊藤忠商事・シーアイマテックス事件』
~海外出張中の交通事故の被災につき出向元と出向先の安全配慮義務違反が問われたが、否定された事例~
(『東京地方裁判所 令和2年2月25日 判決』より)
1257号(令和5年11月20日号)
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労働判例:『国・渋谷労基署長(山本サービス)事件』
~住み込み家政婦兼訪問介護ヘルパーの死亡で労災保険給付支給の可否が争われた事例~
(『東京地方裁判所 令和4年9月29日 判決』より)
1253号(令和5年9月20日号)
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労働判例:『国・日立労働基準監督署長事件』
~プログラムの論理設計や検証業務に従事していた労働者の精神障害発症(「うつ状態」)に長時間労働や心理的負荷を与える言動が認められず、その業務起因性が認められなかった事例~
(『東京地方裁判所 令和4年5月19日 判決』より)
1245号(令和5年5月20日号)
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労働判例:『国・中央労基署長(クラレ)事件』
~国外の企業に出向中に自殺した労働者について労災保険法上の保険関係が成立するか否かが争われた事例~
(『東京高等裁判所 令和3年4月13日 判決』より)
1219号(令和4年4月20日号)
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労働判例 「岡本土木・日鉄パイプライン&エンジニアリング事件」
~下請企業従業員の業務中の事故につき、当該下請企業の安全配慮義務は肯定するものの(過失相殺6割)、元請企業の責任は否定された事例~
(『福岡地方裁判所小倉支部 令和3年6月11日 判決』より)